厨二コンサルによる随筆的ブログ

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コンサルティングファームのランキング:規模編

コンサルティングファームとエンタープライズITサービス企業を規模の観点て取り纏めてみました。

・最新のIR情報を参考に取り纏めを実施。コンサルティング部門売上は各社のセグメント売上を適用。
・戦略ファームなどの非上場企業(パートナーシップ制)は業績は公開されていないため、海外ネット情報などから筆者が推測。差異は10%前後と想定。
・非上場企業でも監査系のビッグ4は売上高、従業員数は公開されているため、その数字を適用。
・為替は1ドル=107円を適用。時価総額は2020年6月12日時点のデータを適用。

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規模に関する考察

・戦略ファームのグローバルでの規模については、マッキンゼーを10とすると、BCGが8ベインが5A.Tカーニーが1.5ベルガーが1ぐらいの規模で差がある。マッキンゼー、BCGは戦略コンサルティングだけ1兆円($10 Billion )ぐらいの売上規模で存在感が強い。
・日本だと、BCGが10、マッキンゼーが8、ベインが5~6、A.Tカーニー/ベルガーが2~4ぐらいの感覚だと思うので、グローバルだとより2強とそれ以外の差が大きくなる。

・監査系のビッグ4とIBMとアクセンチュアの6大グループコンサルティング部門だけで、1兆~2兆円の売上高
・各地域、サービスに強弱があるが、コンサルティング全体で言うとデロイトグループが頭一つ抜けている。これは評価でも同様。

・各社におけるコンサルティング部門の割合だが、戦略ファームは100%。ドリームインキュベータと経営共創基盤は投資事業も実施。
(※財務数字上、投資先事業も包含するため、コンサルティング割合の算出は除外)
・監査系のビッグ4とアクセンチュアは30~40%前後IBMとNRIは20%前後国内大手SIerのコンサルティング割合は5%以下と想定。

・上場企業としての評価としては、アクセンチュアとIBMは時価総額でも10兆円($100⁺ Billion )で、グローバルトップ100の規模を誇るグローバルカンパニー。両者は安定的に営業利益率も15%前後を維持。
国内大手SIerはコングロマリット企業の日立が時価総額3兆円を超えているが、1~2兆円程度。また、営業利益率も5~10%程度。グローバルカンパニーの壁はまだまだ先。
営業利益率という観点では、NRIが15.7%、ベイカレントが24.4%と高い。結果、売上規模の割に、時価総額として評価。

ご参考

・評価に関するランキングについては、「コンサルティングファームのランキング:評価編」を参照。
・戦略、総合、IT系などの各ファームのサービスの違いは「コンサル一覧と実情:全コンサルティングファーム俯瞰図」を参照。
・コンサルに興味がある程度で、まだ業界研究や具体的な仕事を知らない方は「コンサルタントになる前に読んだ方が良い本」を参照。