厨二コンサルによる随筆的ブログ

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「思考力(考える力)」を高める心得と実践:素質・資質層の要素

第三階層の素質・資質層は、

認知力、②集中力、③好奇心、④想像力、⑤自分事化

の5つの要素で構成されています。

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①認知力

・「認知力」は正しく認知していないと、情報を適切にインプットがする事もできません
・「メタ認知」という自己の認知活動(知覚、情動、記憶、思考など)を客観的に捉え、評価した上で制御すること)も、「①認知力」の一つです。
・自分が何を分かっていて、何を分かっていないかを判断できるだけでも大きく違います。多くの若手コンサルタントは、自分が分からないと正しく認識していない事が多いです。

②集中力

・「集中力」については、「左利きのエレン」という漫画に分かり易く、ストーリー仕立てで纏まっているので、読んでみてください。

左ききのエレン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

左ききのエレン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

・その漫画では「才能の正体は“集中力の質”」であると言っています。
・“集中力の質”は、
A.長さ:集中力の継続可能時間
B.深さ:集中力の深度、耐久度
C.早さ:集中深度が深まる速度
の3つで構成されています。
長さ×深さ×早さの三点の最大化がポイントです。三点どれもが強いに越した事はないですが、現実的に、人によりどのポイントが強いかは異なります。
・長さが強い人は一つの事を何十時間も継続的に実行でき、早さが得意な人はすぐに集中のスイッチを入れる事ができます。

 

③好奇心

・好奇心は、
A.拡散的好奇心:いろんな方向に発生する知りたい!という欲求
B.知的好奇心:知識と理解を深めたいという欲求
C.共感的好奇心:他者の考えや感情を知りたいという欲求
の3種類に分ける事ができます。
・拡散的好奇心が最も基本的で、知的好奇心に進化します。
・進化の条件は、推測と現実のGAPコントロールが重要です。GAPが少なすぎても、多すぎても好奇心は沸きません。
推測した事に対して、 一部、現実が違う程度が 好奇心が高くなります

④想像力

・環境や文化、経験などさまざまな要素からなるフィルターのことをバイアスと言います。このバイアスにより固定概念が植えつられ、想像力を消失させます。バイアスをなくして、考えることが想像力を豊かにしてくれます。
・何か問題に遭遇した時、一つの視点からではなく、色々な方向から考え、問題を解決する糸口を探します。つまり、「多角的に考える」です。バイアスを捨て、頭を柔軟にすることで、様々なアイディアを生み出すことができます。
・「共感力」は、人の気持ちを汲んで寄り添うことができる力のことです。正論だけではなかなか人は動かないものですが、相手の気持ちに寄り添うことで人を動かすことができます。人を動かすにはこの共感力が必要です。

⑤自分事化

・「自分事化」は、頭で分かっていても、本当に行動レベルで「自分事化」する事が困難なものです。
・人は、「Lv.1:知っている→Lv.2:理解する→Lv.3:腹落ちする→Lv.4:試行する→Lv.5:体得する」の順で物事に対して向き合います。
・「What's in it for me?:私に何の意味があるのか?」を明確になっていないとレベルアップすることはできません。
・経営戦略的には、このレベルアップを織として仕組化することが重要です。
・サラリーマンは、仕事を自分事しなくても、会社から与えられた役割をこなして、責任を果たせば、給与は貰えます。かつ、その組織に長くいればいる程、“こなす”方法を獲得してしまいます。
・故に、「自分事化させる」が強い組織を構築する上でキーになります。