厨二コンサルによる随筆的ブログ

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「思考力(考える力)」を高める心得と実践:思考・言動層の実践

第二階層の思考・言動層を向上させるための実践は、インプット(I)⇒プロセス(P)⇒アウトプット(O)⇒フィードバック(F)(以下、IPOF)を繰り返しするしかないです。

インプットとアウトプットは多くの量と種類で、プロセスはより早く・深く、フィードバッグは様々な視点で、することが、技能向上のポイントです。

前提条件として、この第二階層は、数ヵ月などの目に見える効果を期待しないことです。最低でも効果がでるのは、1年ぐらいはかかると思います。

次に、具体的に各個別技能でどのようなIPOFが良いかを実経験から推奨します。

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①目的思考

会議」を利活用するのが良いです。「会議」は最も、手段が目的化し易い例です。
プロジェクト全体における目的と手段としての会議、各会議での目的と、個別議論での手段を意識しながら、会議設計をする。会議設計した上で、可能な限り、自分自身が会議オーナーを取る。
例えば、自分が主催して、上司との二人だけの会議で、会議オーナーも取らなければ、目的思考を放棄していると言えます。

②論点思考・仮説思考

資料作成」時に訓練するのが良いです。プロジェクトや資料全体の中で、自分が担当する担当スライドが、どの論点、仮説の実証に当たるのかを常に意識して作業することです。
また、作成スライド単位で、「何を書いていて(スライド名)」、「何を伝えたいのか(メッセージライン)」、「そのメッセージをどのように伝えるのか(ボディ)」のかを明確にすることが重要です。
若手の陥り易いケースとして、ボディをどう書けば良いかに悩み、それを上司に聞こうとする事です。
ボディ作成は時間を要しますが、より価値があり、重要なのは、「何を書いていて(スライド名)」、「何を伝えたいのか(メッセージライン)」かです。
これが間違っていたら、ボディに時間を使うのは無駄そのものです。
もちろん、第1階層の技能として、ボディを早く、分かりやすく、綺麗に書ける技能も重要です。ただ、これは、訓練すれば、誰にでも出来るスキルです。

③論論力

議事録」のIPOFが効果的です。本の要諦や、日記なども効果的だと考えています
「議事録」は、言葉で発せられた情報を構造的に纏めるという事なので、「論理力」そのものに近いです。
また、レビュアーの立場になった場合、自分自身にそれなり成熟度がないとレビュアーもできないので、「議事録」が苦手という事は、本の要諦や日記なども含め、訓練を重ねる事を推奨します。

④段取り力

WBS:Work Breakdown Structure(ToDoリストを進化させた進捗管理)のフル活用を推奨します。「④段取り力」が未熟の場合、「WBS」が適切にブレイクダウンできておらず、まだ構造化もされていない事がよくあります。つまり、WBSがToDoリストと化している場合です。
もちろん、ToDoリストは抜け漏れをなくし、納期遅れリスクをなくすという意味では効果的であります。しかし、最も効率的なアクションを設計するという目的の手段としては、成熟しきれていないです。
どの単位で作成、確認が必要になるかとタスクがブレイクダウンされ、それらの固まりが、最終的なマイルストーンで一つに終結するから、「Work Breakdown Structure」なのです。

⑤伝わる技術・動かす力

他人とコミュニケーションするしかないです。その中で、どうすれば、他人に伝わるのか、他人が動くのかを経験して、学び、向上していくしかないです。
単に、コミュニケーションを増やしても効果的でないので、常に目的と、手段としてのコミュニケーションを意識することで効率的にこのスキルを向上することができると思います。
また、前提知識など情報格差がある人に対して、分かりやすく話すことも良い訓練だと思います。